2019年10月2日水曜日

1本で2度おいしい!簡単名古屋帯の結び方【動画付き】

Twitterにアップした動画が思いの外反響があったので、
こちでもまとめておこうと思います。

Twitterの反応にて実感したのが、
皆さん意外とお太鼓で挫折しているんだと言うこと。
確かに思い返してみると、
私も初めて着付けを習ったときはお太鼓うまいこと背負うのに苦労した!
でも慣れちゃってすっかり忘れていました。

要は慣れですが、その前に挫折してしまう気持ちも分かります。
今回のこの結び方は、
「これなら結べるかも!」と言う意見をたくさんいただきました。



一般的な締め方は手先から体に巻いて、その後お太鼓を背負いますが
ご紹介したのは背負ってから巻く帯結び!
先にお太鼓を背負ってから手先に向けて体に巻いていきます。

この結び方の利点は

1.枕をお太鼓にセットしてから背負えるので結びやすい。
2.短い帯でも結べる。
3.トモノスケオビなら別の柄が出る!

です。

1はもうそのまま。
一般的な結び方だと後ろでお太鼓位置を決めて枕を入れて背負わないといけないけど、
この結び方だとお太鼓位置にあらかじめ枕をセットしてから背負えばいいので楽チンです!

2番目にアンティークにたまにある、「これどうやって結ぶの!?」
って言うくらい短い帯でもこの結び方だと結べたりします!


3番目に一般的な結び方との大きな違いとして、前に出る柄の位置が全然違います。
普通なら1巻目に隠れてしまう場所が前柄に出て、前柄になるべき位置が1巻目にきます。
私が仕立てているトモノスケオビは1巻目と前柄の生地を変えているので
別の柄を出すことができるのです♪(´ε` )

なので、1本で(少なくとも)2パターンの柄出しができます。
ちなみにこれはmikazo商店さんの帯も同じです♡

ただし、一つだけ大切な注意点があります!!
前柄に出る位置が変わるということは、前がポイント柄の帯だと柄が隠れてしまうのです。

背負ってから巻く帯結びのときは、全通柄の帯にしてくださいね。



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